第二種電気工事士とは?〜素人の筆記試験対策編〜
第二種電気工事士の資格を取ると、600v以下の電圧で受電する一般用電気工作物の工事を行えます。
例えば、一般住宅や小規模の店舗や事業所などの電気工事を行うことができます。
電気工事士でなければできない作業には、電線同士を接続する作業、電線管に電線を収める作業、電線を造営材(建物の壁や柱)に取り付ける作業などなど、法律で細かく決まっており、電気工事士の資格がなければコンセントを取り付けることもできません。
国家資格のため全国どこでも使えますし、資格があれば就職、転職にも有利でしょう。
…と堅苦しい話をしてしまいましたが、私はただ夫と一緒に仕事をするために資格を取りました 笑
前職は電気とは全く関係のない分野だったので、電気とはなんなのさ!といったところからの始まりで、教科書を買ってみたものの知らない言葉ばかりで四苦八苦。学校に通う時間もなく自学に苦しむ日々。
そんな私を教えてくれた教科書はこちらでした↓↓↓↓↓↓↓↓↓
TAC出版
定価¥1,800
配線図の図記号も一つずつ解説してくれたり、電線の種類を教えてくれたり、難しいところは飛ばしていいよって言ってくれたり。
覚える優先順位をつけやすくて、素人の私でもポイントを絞って覚えることができました。
試験は過去問からもかなり出題される傾向があるようで、過去問の無料アプリもとって、試験直前までぴこぴこしていました。
試験に合格するまでの勉強時間は一般的には200時間必要と言われているようです。
1日2時間勉強するとして、100日前から試験対策を始めれば間に合う計算になります。
え。。ほんと??私の半年は一体なんだったの 笑
ちょっと悲しい気持ちになりましたが、ど素人ですので他の人よりたくさん学ぶことがあったのでしょう。
小学校の理科の授業に戻ってふむふむしてる時間も必要ですよね…。
お酒飲みながら教科書めくった時間も決して無駄ではないよね…。
複線図はお酒を飲みながら書くと、良く間違います。しらふで書きましょう。
1番難しかったのは計算問題で、公式がたくさん出てくるのですが、全部を覚えることはできませんでした。
先輩の「計算問題捨てても多分合格するで」のアドバイスもあり、インピーダンスや三相交流はチラ見しただけです。
電気抵抗、オームの法則、発熱量、電力量、などは過去問も解きながら少しずつ覚えました。
複線図は書き方さえ覚えてしまえば大部分は解けるようになります。
こちらも過去問から出る可能性があるので、過去問の複線図はできるようになっておいて損はないです。
実際に現場に出ていなかったり、出て日が浅いと実際の器具や工具を見る機会がないと思いますが、できるだけ実際に見て用途や特徴を確認しておくのも良いです。器具や工具の中には似ているけど用途が違うという物も多く、勘違いして覚えるミスを避けられます。
学生のときの試験勉強と、大人になってからの試験勉強は違います。
大変だと思いますが、第二種電気工事士を目指している皆さん!合格目指して頑張ってください!